施設
FACILITY

　4A病棟は、病床数40床の女性病棟です。主に産婦人科、女性骨盤底センターの患者さんが入院されており、女性の一生涯において、様々な病期にある対象の看護を行っています。

　産科は、神奈川県周産期救急医療システムの中核病院・地域周産期母子医療センターに認定されており、ハイリスク妊産褥婦の管理を主に行っています。「ここで産んでよかった、またここで産みたい」と思えるような、安全で安心できる温もりのある看護を目指しています。入院中は、産科・小児科医師、ソーシャルワーカー、薬剤師、助産師、看護師を交えカンファレンスを定期的に行い、安全で安心した周産期を過ごしてもらうよう取り組んでおります。2016年1月からは、北部病院産褥ショートスティの開始、3月から横浜市母子ケア事業が開始され、大学病院として初の認定施設になり、産褥期ケアが開始されました。この2つの産褥入院管理は助産師が行い、地域保健師や産科・メンタルケアセンター医師と連携したケアを提供しています。

　婦人科は悪性・良性を含む周手術期の看護、悪性疾患に対する化学療法・再発患者の看護、ターミナル期の看護を実施しています。また、2014年6月からは、医療リンパドレナージセラピストの資格取得者の活躍もあり、婦人科患者を対象としたリンパ浮腫外来を開設し、毎月第1・2・4水曜日に実施しています。